Questant(クエスタント)の料金・機能・評判を徹底解説|目的別おすすめアンケートツール比較【2026年最新】
目次

アンケートツールを探していると、必ずといっていいほど名前が出てくるQuestant(クエスタント)。無料で使えて、テンプレートも豊富で、初心者でも迷わず作れる。でも実際のところ、どこまで無料で使えるのか?有料にしたら何ができるようになるのか?他のツールと比べてコストはどうなのか?

この記事では、Questantの料金・機能・制限を公式情報をもとに整理します。さらに「自分の使い方でいくらかかるか」を試算できる表や、他のアンケートツールとの横断比較も掲載しました。読み終わる頃には「自分にはどのツールが向いているか」が自然とわかる構成になっています。

この記事の要点
  • Questantの無料プランは「回答100件まで」ではなく「閲覧・DLが100件まで」
  • アンケートツールには「年額+調査費」型と「調査費のみ」型の2種類があり、この違いが総コストを大きく変える
  • 同じ条件の調査でも、ツール選びで費用が2倍以上変わるケースがある

Questant(クエスタント)とは?基本情報と特徴

Questantは、株式会社マクロミルが提供するアンケート作成ツールです。マクロミルは年間30,000件を超える調査実績がある国内大手ネットリサーチ会社で、Questantはその知見を凝縮したセルフ型のアンケートツールとして、大手企業から大学・官公庁まで幅広く利用されています。

最大の特徴は「誰でも迷わず作れること」です。21種類の質問タイプと70種類以上のテンプレート、詳細まで設定できるデザインオプションが揃っており、アンケート設計の経験がなくても直感的に操作できる点です。作成したアンケートはURLやQRコードで配布でき、スマートフォン・PCの両方に対応しています。

画像:Qustant公式「サンプルアンケート」より

集計結果もWeb上で分かりやすく可視化でき、集計の手間もかからない点が魅力です。

Questantのアンケート集計結果画面


画像:Qustant公式「アンケート集計の結果」より

ただし、前提としてQuestantの基本機能は「フォームを作って、自分でURLを配る」セルフ配布型です。下の画像の通り、外部の調査モニターに配信して回答を集める機能(パネル調査)は「Questantが集める」を選択する必要があり、有料プランに入っても年額とは別に調査費がかかります。この構造が「Questantのコスト」を理解するうえで最も重要なポイントです。詳しくは次のセクションで解説します。

Questantの料金プランを正確に解説

Questantの料金プラン|無料プラン0円|通常プラン50,000円|ビジネス150,000円|プレミアム300,000円

画像:Qustant公式「料金プラン」より

Questantの料金について、ネット上の記事では「無料で100件取れる」という説明が散見されます。しかし正確には「無料プランの場合、回答の収集は無制限、ただし閲覧・ダウンロードが100件まで」です。つまり300人が回答してくれても、確認できるのは最初の100件だけということになります。

年額(税抜)回答閲覧・DL設問数メール/日パネル調査
無料0円100件まで10問まで100通別費用
通常5万円3,000件まで無制限10,000通別費用
ビジネス15万円10,000件まで無制限10,000通別費用
プレミアム30万円無制限無制限10,000通別費用
アドホック5千円/回〜無制限無制限10,000通実施不可
各プランを選ぶ際のポイント
  • 無料プラン:保有されている回答者リストへの小規模配布や社内の簡易アンケートであれば十分機能します。ただし、設問数10問・閲覧100件という制限に注意する必要があります。
  • 通常プラン(年5万円):年間を通じて複数回調査する場合にコスパが良いプランです。ただし繰り返しになりますが、外部モニターへのパネル調査は別途費用がかかります。
  • アドホックプラン(5,000円/回〜):条件分岐やCSVダウンロードなど有料機能を単発で試したい場合に向いています。ただしパネル調査は利用できないため、回答者を自力で集める必要があります。

知らないと損する「料金体系」の2パターン

アンケートツールを選ぶとき、多くの人が「1回の調査にいくらかかるか」だけを比べてしまいます。しかし実は、ツールによって料金構造そのものが違っており、これを知らないまま選ぶと、後になって「こんなはずじゃなかった」という事態になりかねません。

料金体系には大きく分けると2パターンあります。

  1. 「年額+調査費」型
    Questantのように、年額固定費と、調査を実施するための費用が別々に発生するタイプ。
  2. 「調査費のみ」型
    GMO AskやFreeasy、QiQUMOのように年額や基本料はゼロ、実施分のみ費用が発生するタイプ。

どちらが優れているというわけではなく、使い方によって有利なパターンが変わります。

Questantと他ツールを同条件でコスト比較すると

例えば「15問・300人」の消費者調査(パネル調査)という条件で、実施頻度によってコストがどう変わるかを、パターン①「年額+調査費」型はQuestantの通常プランで、パターン②はGMO Askで試算しました。

ケース調査条件Questant年額+調査費(税抜)GMO Ask(税抜)差額(税抜)
年1回の消費者調査15問×300人5万円+4.5万円=9.5万円4.5万円▲50,000円
年4回の消費者調査15問×300人×4回5万円+4.5万円×4=23万円4.5万円×4回=18万円▲50,000円
年12回の定期調査15問×300人×12回5万円+4.5万円×12=59万円4.5万円×12回=54万円▲50,000円

この試算から、Questantで外部モニターへのパネル調査を単発で行う場合は、年額分(5万円)が固定でのしかかってくるため、年1〜3回程度の使用では調査費のみ型のツールより割高になりやすい傾向があることが分かります。

その他のセルフリサーチツールの料金体系をまとめると

Questantと比較検討されやすい、GMO Ask、Freeasy、QiQUMO、Googleフォームを例に料金体系を整理すると以下のようになります。

ツール料金体系年額固定費、基本料
Questant(有料プラン)パターン①:年額+調査費用年5万円〜
Questant(無料プラン)パターン②(ただし機能制限あり)なし
GMO Askパターン②:調査費用のみ最低10,000円/回~
Freeasyパターン②:調査費用のみ最低500円/回〜
QiQUMOパターン②:調査費用のみ最低2,200円/回~
Googleフォームなし(回答者は自社確保が必要)なし

Questantでできること・できないこと 完全版

ここまでQuestantの料金体系について他ツールとの比較を含め解説してきました。以下からは「Questantの機能」に絞り、何ができて、何ができないのかを整理していきます。以下の表では他のツールも横並びで確認できます。自分の使いたい機能がどのプランに対応しているか、ツール選定の参考にしてください。

機能Questant無料Questant有料GMO AskFreeasyQiQUMOGoogleフォーム
▼ アンケート基本
設問数10問まで無制限50問まで50問まで利用金額に応じる300問まで
回答閲覧・DL上限100件3,000〜無制限無制限無制限無制限無制限
CSVダウンロード×
▼ 設問作成
条件分岐・スキップ×
選択肢に画像追加×〇(ビジネス以上)
ランダム表示(設問・選択肢)×△(選択肢は可)△(選択肢は可)
▼ 配信・回答者収集
外部モニターへの配信×△ 別費用〇 〇 〇 ×
職業・年収等での属性絞り込み×△別費用〇 11項目〇 9項目〇 標準属性3つ×
Googleフォーム連携××〇 業界初××ー(自社)
開始日時の予約設定×××××
▼ 集計・分析
クロス集計〇(Web画面)×
集計ソフト×〇(ビジネス以上)
▼ サポート・契約
打ち合わせ・見積もり対応×××
単発契約の可否△(アドホックのみ)

リサーチトレンドナビがおすすめするセルフリサーチツールを確認したい方はこちら
【2026年最新】セルフ型アンケートツール比較8選|料金・パネル品質・選び方を徹底解説

あなたに合うのはどっち?ツール選定フロー

上記機能を踏まえ、どのセルフリサーチツールが向いているかは「誰に」「何回」「どんな目的で」アンケートを取るかによって変わります。以下のフローで、自分のケースに当てはめてみてください。

あなたの状況おすすめ理由
社内・顧客・会員向けの定期アンケートがしたいQuestant(通常プラン)年額で使い放題。繰り返し使うほどコスパが上がる
一般消費者への単発調査がしたいGMO Ask、Freeasy、QiQUMOなど年額不要・調査費だけで完結
職業・年収など細かい属性で絞って聞きたいGMO Ask11項目の標準属性・追加費なしで絞り込み可
Googleフォームを使っているが回答者だけ集めたいGMO AskGoogleフォーム連携で乗り換えコストゼロ
まず無料で試したい(回答者リストをお持ちの場合)Questant無料 or Googleフォーム小規模調査なら無料プランで十分
複雑な集計機能が必要Questant、QiQUMO一部プランでは高度な集計ソフト「QuickCross」や「CrossFinder2」が利用可能

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【2026年最新】セルフ型アンケートツール比較8選|料金・パネル品質・選び方を徹底解説

Questantのメリット・デメリット

改めてQuestantの強み、弱みを整理すると以下の通りです。

メリット

  • テンプレートが豊富で、アンケート設計の経験がなくても迷わず作れる
  • UIが直感的で、初回から設定の手間が少ない
  • 国産ツールとしての安心感と、大手調査会社が提供する実績がある
  • パネル調査実施の際は約2,500万人の消費者パネルに届く

デメリット

  • 無料で100件取れるのではなく、「閲覧・DLが100件まで」という制限がある
  • 高度なクロス集計をしたい場合はビジネスプラン以上を検討する必要がある
  • 無料プランは回答者を自力で集める必要があり、そこで詰まってしまう可能性がある
  • プレミアムプランは年30万円とセルフサーベイツールの中ではコスト高

よくある質問

Questantを検討するうえで気になる点をまとめました。

質問回答
Questantは本当に無料で使えますか?使えます。ただし設問は10問まで、回答の閲覧・ダウンロードは100件までという制限があります。100件を超えた回答が集まっても、閲覧することができません。
Questantのパネル調査と有料プランは別物ですか?別物です。有料プランに加入しても、外部モニターへの配信(パネル調査)には別途費用がかかります。年額プランはあくまでフォーム作成や配信管理の費用です。
Questantの無料プランとアドホックプランの違いは何ですか?無料プランはフォーム作成・自己配布のみ。アドホックプランは1回5,000円〜で有料機能(条件分岐・CSV等)が使えます。ただし無料プランはパネル調査が別料金、アドホックはパネル利用できません。
Questantで取得した回答データは他のツールで使えますか?有料プラン(通常〜)ではCSVダウンロードが可能なため、ExcelやBIツールへの取り込みが可能です。無料プランではCSVダウンロードができません。
Questantの回答者が集まらない場合、どうすればいいですか?Questantのパネル調査(別料金)か、GMO AskやFreeasyなどのパネル配信型ツールを併用する方法があります。後者は年額不要で単発から利用できます。

まとめ

Questantは、「フォームを作って自分で配る」用途においてトップクラスの完成度を持つツールです。テンプレートの豊富さや、操作のシンプルさにおいて、他のツールと比べても優位性があります。

年間を通じて社内アンケートや顧客調査を繰り返す用途なら、通常プラン(年5万円)は十分元が取れます。一方、一般消費者への単発調査が主目的の場合は、年額なしで始められるGMO AskやFreeasyのようなパネル配信型ツールとの比較を一度してみることをおすすめします。

「誰に」「何回」「どんな目的で」アンケートを取るのかを先に決める。それだけで、最適なツールは自ずと絞られてきます。

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