SNS分析のやり方とおすすめツール・調査会社11選|自社・競合の数値を可視化し運用を改善する手順
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【この記事の要約】
この記事では、SNS運用の「なんとなく」を脱却し、数値に基づいた成果創出を実現するためのSNS分析の手法とおすすめツール・調査会社11選を網羅的に解説しています。
- 分析の目的化:自社の「勝ちパターン」を定量化し、再現性のある施策へと落とし込む。
- 媒体別KPIの最適化:X(拡散性)、Instagram(保存数)、動画媒体(視聴維持率)など、アルゴリズムに基づいた指標を追う。
- 適切なパートナー選び:効率化なら「運用特化型ツール」、深いインサイトなら「リスニング・調査会社」をフェーズに合わせて選択する。
厳選!SNS分析パートナー11選
| カテゴリ | おすすめのツール・調査会社 |
|---|---|
| 運用特化型ツール | Tofu Analytics Social Insight コムニコ マーケティングスイート SocialDog |
| リスニング・調査 | 見える化エンジン ホットリンク 株式会社10 |
| 総合リサーチ | マイボイスコム ネオマーケティング 日本インフォメーション クロス・マーケティング |
SNS分析でなんとなく運用を脱却し定量データで成果を可視化するメリット
「毎日欠かさず投稿しているのに、フォロワーが伸び悩んでいる」
「上司から『なぜこの投稿が伸びたのか?』と問われても、明確な根拠を答えられない」
SNS運用を担当していると、こうした「手応えのなさ」や「説明責任」の壁に直面することが少なくありません。
特に、運用を始めて一定期間が経過したアカウントでは、初期の勢いだけでは成長が鈍化しがちです。ここで重要になるのが、担当者の感覚値に頼った「なんとなく運用」を脱却し、数値に基づいた客観的なSNS分析を行うことです。
SNS分析の最大のメリットは、自社の施策における勝ちパターンと負けパターンを明確にできる点にあります。どの時間帯に、どのようなトーン&マナーで、どんな内容を投稿したときにエンゲージメントが高まるのか。これらを定量的・定性的に把握することで、限られたリソースを効果が出る投稿に集中させることが可能になります。
また、SNSは消費者の本音の宝庫です。アンケート調査では出てこないようなリアルな反響や、ブランドに対する率直なイメージをリアルタイムでキャッチできるため、マーケティング戦略全体の精度を高める強力な武器となります。
なぜSNS分析が必要なのか?感覚値に頼らない意思決定の重要性

SNS運用の現場では、しばしば担当者のセンスが重視されます。しかし、企業のマーケティング活動として継続的な成果を出すためには、センスを再現性のある知見に変換しなければなりません。
例えば、ある投稿がバズった際、それがトレンドに乗ったからなのか、画像の見せ方が良かったからなのか、あるいは投稿タイミングが最適だったからなのか。これらの要因を分解して理解していなければ、次の施策に活かすことができません。
さらに、数値を基にした意思決定には、周囲や決裁者を納得させる力があります。予算の増額や施策の方向転換を提案する際、「フォロワーがこう言っている気がする」という主観よりも、過去3ヶ月の競合比較データから「このハッシュタグ戦略が有効であると判明した」という客観的な根拠の方が、圧倒的に信頼感が増します。
運用担当者が押さえるべき3つの分析視点
SNS分析を実務に活かすためには、目的を以下の3つの視点に整理して進めるのが効率的です。
反響分析(自社アカウント分析)
自社のアカウントがどのような反応を得ているかを深掘りします。インプレッション数、エンゲージメント率、フォロワーの増減推移などを確認し、投稿の質を評価します。特にどの投稿がきっかけでフォローされたかを特定することが、アカウント成長の鍵となります。
トレンド分析(市場・キーワード分析)
世の中で今、何が話題になっているのかを探ります。特定のキーワードがいつ、誰に、どのように語られているかを把握することで、プロモーションのタイミングや切り口を検討する材料にします。
競合分析
自社と似たターゲットを持つ競合アカウントの動きを数値化します。競合が伸びている要因(投稿頻度、キャンペーン内容、クリエイティブの特徴など)を自社と比較することで、自社に足りない要素や、逆に勝っている強みを浮き彫りにできます。
SNS上の膨大な投稿から消費者のニーズやブランドの評判を抽出する手法は「ソーシャルリスニング」と呼ばれます。基礎知識から具体的な活用法まで詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
ソーシャルリスニングとは?始め方からおすすめツール・サービスまで徹底解説
媒体別で必ずチェックすべき重要指標(KPI)

SNSはプラットフォームごとにユーザーの行動原理が異なります。全媒体共通のフォロワー数だけに固執せず、各媒体のアルゴリズムに沿った指標を追うことが、運用改善の近道です。
X(旧Twitter):拡散性とリアルタイムな言及数
Xにおいて最も重要なのは拡散性です。単なるいいねよりもリポストの数を重視しましょう。リポストされることで二次拡散が起き、フォロワー外のユーザーにリーチできるためです。また、自社ブランド名や商品名がどれだけ投稿されたかを示す言及数も、リアルタイムな世論を測る重要な指標になります。
Instagram:保存数とホーム率
Instagramのアルゴリズムは親密度を重視します。特に重要視すべきは保存数です。保存が多い投稿は後で見返したい有益なコンテンツと判定され、発見タブに載りやすくなります。また、既存フォロワーのうち何割がタイムラインから投稿を見たかを示す「ホーム率」が高いほど、アカウントのエンゲージメントが健全であると言えます。
TikTok・YouTube:視聴維持率と平均視聴時間
動画媒体で命運を分けるのは視聴維持率です。動画の冒頭数秒で離脱されていないか、最後まで視聴されているかを厳しくチェックしましょう。最後まで見られる動画ほど、プラットフォーム側から良質なコンテンツとみなされ、おすすめフィードへの表示回数が飛躍的に向上します。
自社アカウントの運用効率化・分析を加速させる注目のツール4選
日々の運用改善を継続するには、データの自動収集や投稿管理を効率化する専用ツールの活用が不可欠です。Excelでの手動集計から解放されるだけでなく、ツールによっては競合アカウントの数値取得や、複数人での投稿管理・承認フローの構築までを安価に実現できます。
Tofu Analytics(株式会社misosil)

参照元: Tofu Analytics
株式会社misosilが提供するTofu Analyticsは、Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなど主要なプラットフォームを網羅したSNS分析ツールです。最大の特徴は、AIを用いた全量データの取得と高度な自動分析機能にあります。
画像解析機能やリスク分析など80種類以上の豊富な機能を備えながら、月額1万円からという低価格で導入できる点も魅力です。エンタメや化粧品業界を中心に1,000以上SNSアカウントの管理実績があり、Excelでの手動集計に限界を感じている現場担当者の即戦力となるツールです。
Social Insight(株式会社ユーザーローカル)

参照元: Social Insight
株式会社ユーザーローカルが提供するSocial Insightは、複数のSNSアカウントを一元管理・分析できる国内最大級のSNSデータ蓄積量を誇るツールです。最大の特徴は、圧倒的なデータ量を背景にした競合アカウント比較機能の充実度にあります。
自社のアカウントだけでなく、競合他社のアカウントを指定するだけで、フォロワー数の推移やエンゲージメント率の差、さらには投稿時間帯の傾向までを瞬時にグラフ化します。業界内での自社の立ち位置を客観的に把握できるため、戦略の修正や上層部へのレポート作成に極めて有効です。
コムニコ マーケティングスイート(株式会社コムニコ)

参照元: コムニコ マーケティングスイート
株式会社コムニコは、SNS運用代行・分析の老舗として2,600件以上の支援実績を持つ企業です。その豊富な現場知見を凝縮して開発されたのがコムニコ マーケティングスイートです。
このツールの強みは、単なる数値の可視化にとどまらず、運用担当者の実務のしやすさを追求している点にあります。複数のSNSアカウントの投稿管理、コメント管理、そして効果測定を一つの画面で完結でき、ミスを防ぎながら効率的な運用を実現します。
SocialDog(SocialDog)

参照元: SocialDog
株式会社SocialDogが提供するSocialDogは、特にX(旧Twitter)運用の効率化と分析に特化したSaaS型ツールです。現在はInstagramやFacebookにも対応しており、非常にシンプルで直感的な操作性が特徴で、ITツールに不慣れな担当者でも導入したその日から使いこなすことができます。
日々のフォロワー推移のグラフ化はもちろん、フォロー・フォロワーの管理、予約投稿、キーワードモニターなど、X運用に欠かせない機能がコンパクトにまとまっています。安価に数値管理を始めたいという小規模チームや個人担当者の最初のステップとして人気のツールです。
市場トレンドや消費者の本音を深掘りする調査会社・ツール3選
アカウント運用から一歩踏み出し、市場全体のトレンドや消費者の深いインサイトを探るには、テキストマイニングや高度なリスニング技術を持つパートナーが必要です。
見える化エンジン(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

参照元: 見える化エンジン
見える化エンジンを提供する株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、SNS上の膨大な口コミを感情や意図のレベルまで分解するテキストマイニングの第一人者です。
単にキーワードの出現数を数えるだけでなく、言葉の裏にあるなぜその商品が選ばれているのかという文脈を、分かりやすいマップ形式で可視化します。ツールの提供だけでなく、専任コンサルタントによる分析レポートの作成や、データに基づいた改善提案のサポートも極めて強力です。
株式会社ホットリンク

参照元: 株式会社ホットリンク
株式会社ホットリンクは、世界中のソーシャルビッグデータを保有し、データ解析技術に基づいて売上に貢献するSNSマーケティング支援を提供する企業です。X(旧Twitter)やInstagramの活用に精通しており、単なる分析に留まらず、正しい戦略の構築からアカウント運用、UGC(クチコミ)の創出までを一気通貫で伴走支援します。
複数のデータサイエンティストが在籍し、データに基づいた精度の高い意思決定をサポートする点が強みです。また、提供する分析ツール「hashpick」などを用いれば、自社ブランドのUGC投稿量やどのような文脈で話題にされているかを緻密に解析することが可能です
株式会社10

参照元: 株式会社10
株式会社10(テン)は、オンライン・コミュニティ・リサーチ(MROC)やソーシャルリスニングを組み合わせた戦略コンサルティングに強みを持つ企業です。
単にツールでデータを出すだけでなく、なぜそのような投稿がなされたのかという生活者の背景を深く掘り下げます。SNS上の定量的なトレンド調査と、特定のコミュニティ内での定性的な調査を掛け合わせることで、表面的な数値だけでは見えてこない次なるヒットの兆しを捉えることが得意です。
アンケートとSNSで多角的に分析する総合リサーチ会社4選
SNS上のデータは今この瞬間の声には強いものの、SNSを利用していない層の声や、過去の経験に基づいた深い動機まではカバーしきれないことがあります。より確実な意思決定には、以下のリサーチ会社との連携も有効です。
マイボイスコム株式会社

参照元:マイボイスコム株式会社
マイボイスコム株式会社は、独自のテキストマイニングツールTextVoiceを用いた高度なSNS分析を提供しています。SNS上の非構造化データと、自社で保有する膨大なアンケートパネルの結果を突き合わせることで、SNSで話題になっている現象が市場全体においてどのような位置づけにあるのかを明らかにできます。
株式会社ネオマーケティング

参照元: 株式会社ネオマーケティング
株式会社ネオマーケティングは、ネットリサーチとSNS分析、さらにはデジタル広告までをワンストップで支援する企業です。例えば、キャンペーンを実施した際、その施策によってブランドの認知度がどれくらい上がったかを測るブランドリフト調査をSNS分析と並行して実施できます。
日本インフォメーション株式会社

参照元: 日本インフォメーション株式会社
日本インフォメーション株式会社は、老舗の総合リサーチ会社として、SNS分析と従来型のパネル調査を高度に融合させた分析を得意としています。特にZ世代などの若年層分析に定評があり、SNS上の数字(表向きの顔)とアンケートで語られる本音(実態)の乖離を解明することに長けています。
株式会社クロス・マーケティング

参照元: 株式会社クロス・マーケティング
株式会社クロス・マーケティングは、大規模パネルを活用したネットリサーチとSNS分析を含む総合リサーチを提供する国内トップクラスのリサーチ会社です。リサーチ会社ならではの問いを立てる力が強みであり、キャンペーンの反響を社会背景や心理的要因から分析してくれるため、広報やブランドマネージャーが戦略を構築する際の確かな根拠となります。
失敗しないために!SNS分析ツール・パートナーを選ぶ3つの基準
数多くの選択肢の中から、自社に最適なものを選ぶための3つのチェックポイントを整理しました。
分析の目的に合致しているか
日々の投稿改善が目的なら、UIが使いやすく競合比較が簡単な運用特化型ツールが適しています。一方で、新商品開発や大規模なブランド刷新が目的なら、コンサルティング力の高い調査会社への依頼が正解です。
必要なSNS媒体をカバーしているか
TikTokやYouTubeの分析まで行いたい場合、それらに対応していないツールも存在します。自社が注力している、あるいは今後注力する予定の媒体が分析対象に含まれているか必ず確認しましょう。
サポート体制とコストのバランス
月額1万円のセルフツールから、数百万円のコンサルティング型まで幅広いため、予算だけでなく自社でデータを読み解ける人材がいるかも重要な判断軸になります。分析のプロがいない場合は、レポート作成まで依頼できるパートナーを選ぶ方が、最終的なROI(投資対効果)は高くなります。
初心者でも迷わない!SNS分析を実務に落とし込む3ステップ
Excel集計を卒業し、実務で成果を出すための具体的な手順を解説します。
ステップ1:KGI・KPIに基づいた見るべき数値の整理
まずは、分析の目的を明確にします。認知拡大が目的ならリーチ数やインプレッション数を、ファン化が目的ならエンゲージメント率や保存数を重視しましょう。KPIを3つ程度に絞り込むことが、迷走を防ぐコツです。
ステップ2:ツールで競合との差分を自動抽出
手動でのデータ収集をやめ、ツールの導入を検討しましょう。ツールを使えば、競合がどの時間に、どんなクリエイティブで、どれだけの反応を得ているかが自動で可視化されます。自社が負けているポイントがわかれば、改善のヒントはすぐに見つかります。
ステップ3:分析結果を次の投稿内容に言語化する手法
分析のゴールはレポートを作ることではなく、次の投稿を変えることです。同じコンテンツでも、「火曜日の21時に投稿した動画の保存数が多い」というデータが出たら、ターゲットは火曜夜にじっくりSNSを見る傾向があるため、来週も保存性の高い動画を投稿しようという具体的なアクションに落とし込みます。
まとめ:自社の課題フェーズに合ったSNS分析パートナーを選ぼう
SNS分析は、単なる答え合わせではありません。自社のファンが何を求め、競合がどう動き、市場がどこへ向かおうとしているのかを正確に把握するための羅針盤です。自社アカウントの数値を可視化したいのであれば、操作性に優れたツールの導入から始めるのが近道です。もし、データの裏側にある消費者の心理や、より広範な市場トレンドを知りたいのであれば、本記事で紹介した株式会社10やマイボスコムといったの知見を借りて、精度の高いレポートを得るのが得策です。
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