モニター調査とは?メリット・デメリット・成果を出すコツ・費用・おすすめ調査会社をどこよりも詳しく解説
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モニター調査とは、登録されたモニター(調査協力者)に対しアンケートやインタビューを通じて消費者の声を集める調査手法です。利用者の率直な意見を効率的に集めることができ、新商品開発や品質改善、広告戦略に役立ちます。
本記事では、モニター調査の目的やメリットやデメリット、実施の流れ、成果を出すために知っておきたいポイントをご紹介します。初めてモニター調査を実施したい方はもちろん、改めて基本に立ち返りたい方も、調査の準備や設計を進めるための参考資料としてお役立ていただけます。
- モニター調査は、登録されたモニターにアンケートやインタビューを行い、消費者の声を集める調査手法
- 短期間・省コストで実施しやすい一方、特有のバイアスもあるため慎重な設計が重要
- 成果が出るモニター調査ではスクリーニングや設問数など調査設計時のコツが押さえられている
| 本記事は3,500万人超のパネルデータと20年以上調査基盤を提供してきた実績に基づきリサーチトレンドナビ編集部が執筆しています。編集ポリシーはこちら |
モニター調査とは
モニター調査とは、登録されたモニター(調査協力者)に対しアンケートやインタビューを行い、商品やサービスに関する消費者の声を集める調査手法です。
市場調査や商品開発・改善など、マーケティング戦略を推進する際に顧客の声を取り入れることができるため、多くの企業で活用されています。
モニター調査を活用するメリット・デメリット

モニター調査のメリットは、比較的短期間・省コストで多くの意見を回収しやすい点にあります。特にインターネット調査では数万人規模の回答を1週間程度で回収できることもあります。
また、あらかじめ登録されたモニターに調査を行うため、モニターの属性を事前に収集できているケースが多く、ターゲットとなる属性を持つ人へピンポイントで接触できることも強みです。基本的な属性としては、性別、年齢、居住地、既婚歴などがありますが、モニターを管理する会社によっては勤め先の業種から世帯年収、既往歴、子どもの学年など更に細かい属性を把握していることもあります。
デメリットは、モニター特有のバイアスを避けにくいことです。例えば高年齢者でインターネット上のモニターサイトに登録している方の場合、他のシニア層よりも電子機器やインターネットに慣れている可能性があります。報酬目的で回答するモニターも存在するため、適切な調査設計が不可欠です。また、調査規模や調査属性によっては設計や運営にコストと手間がかかるため、目的に応じ適切な調査手法を選ぶことが大切です。
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モニター調査の主な方法5つ

インターネットリサーチ(ネットリサーチ)
インターネットリサーチ(ネットリサーチ)とは、インターネットを通じて行う市場調査の総称で、ネットアンケートやオンラインインタビューなどが含まれます。紙や電話による調査よりも短期間で多くのサンプルを集められるのが特徴です。コストを抑えつつ消費者の意識や行動、需要などをスピーディーに把握でき、マーケティングや商品開発に広く活用されます。
デプスインタビュー
デプスインタビューとは、モニターと1対1でじっくり対話を行う定性調査の一つです。アンケートでは得られない潜在的なニーズや価値観を把握でき、消費者の行動や意識の背景にある深層心理や本音を探ることが可能です。対象者数は限られるため、定量データと併用する等の工夫が必要です。
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グループインタビュー
グループインタビューとは、複数のモニターを一箇所に集め、司会者の進行で意見交換をしてもらう定性調査の一種です。参加者同士の会話から新たな気づきや、潜在的なニーズが引き出されやすい特徴があります。一方で、同調圧力による意見の偏りには注意が必要です。多様な視点の意見を効率的に収集できるため、新商品のアイデア収集やコンセプト開発、コンセプト評価などに適しています。
ホームユーステスト(HUT)
ホームユーステスト(HUT)とは、参加者の自宅で実際に商品を使用してもらい、その使用感や満足度、改善点などを評価する調査方法です。生活環境でのリアルな反応を把握できるのが特徴で、継続的な利用によるフィードバックを得られます。一定期間使用しないと使用感がわからない商品や、自宅で使用することが前提の商品の評価を集めるのに適しています。
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会場調査(CLT)
会場調査(CLT)とは、会場に参加者を集め、商品やサービスを実際に体験してもらい、その場で評価や意見を収集する調査方法です。条件を統一した環境での比較評価や、体験直後の反応を確認できるため、鮮度の高いデータを得やすい特徴があります。試食や試用、映像視聴など、五感を使ったリアルな評価を得たい場合におすすめです。
そのほかの手法
郵送調査や電話調査、街頭調査、ミステリーショッパーなどもモニター調査に含まれます。目的に応じて手法を組み合わせることで精度の高い結果になることもあるので、分からない場合は調査会社に相談してみることをおすすめします。
モニター調査の基本的な流れ
モニター調査を実施する際は調査会社に発注することが一般的です。ここではモニター調査を調査会社に依頼した場合の基本的な流れを解説します。
| なお、調査会社には企画・設計から一貫して支援する会社もあれば、モニター(調査対象者)の提供のみを行う会社もあります。本記事では、後者の「モニター提供のみ」のケースを想定して解説します。 もし、調査企画や手法の選定、調査票の精査、データの集積・集計・分析といった各工程まで含めて依頼したい場合は、調査会社に相談し連携してもらうことが可能です。目的に応じて、どこまでを自社で行い、どこから専門家に相談するかを検討しましょう。 |
1.調査企画・設計
まずは、モニター調査の目的や対象、取得したい情報を明確化します。どのようなデータが必要かを具体的に定めることで、効率的な調査設計が可能です。検討すべき主なポイントは以下のとおりです。
- 目的(商品改善、新商品開発、消費者満足度の把握など)
- 対象者(年齢、性別、使用経験など)
- 取得したい情報(使用感、満足度など)
- 調査期間や規模、予算
これらのポイントを事前に整理しておくことで、調査の精度と実効性を高められます。
2.調査方法の選定、調査設計
企画・設計の段階で明確にした目的や対象に基づき、最適な調査方法を選びます。調査方法は、目的だけでなく、予算・ターゲット層・実施期間といった条件によっても変わります。
調査手法に悩む場合は、リサーチトレンドナビの調査会社マッチングで無料相談することもおすすめです。実施したい調査をフォームで送るだけで、適切な調査会社を2、3社メールで紹介してくれます。
3.スクリーニング、本調査
選定した調査手法や設計に基づき、調査の参加者を集めます。まずはスクリーニング調査や事前調査と呼ばれる調査を行い、適切なモニターを選定しましょう。年齢・性別・居住地・購買経験・普段の趣向などを元に対象者を絞り込み、精度の高いデータを効率的に集めます。対象者が決定した後、本調査を行います。
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4.データ集計・分析・レポーティング
モニター調査で収集したデータを集計し、その結果から回答の傾向やパターンを分析します。年齢や性別など複数の項目を組み合わせたクロス集計などを行うと、より詳細な分析が可能です。データ集計や分析には専門的な知識やスキルが必要となる場合がありますが、調査会社に依頼すれば、詳細な分析結果をレポートとして受け取ることができます。
モニター調査の費用・謝礼相場
モニター調査にかかる費用は、調査手法や調査対象数によって異なります。費用は以下の表を参考にしてください。
| 調査方法 | 調査対象数 | 費用 |
|---|---|---|
| ホームユーステスト(HUT) | 30名 | 60万円〜 |
| 会場調査(CLT) | 30名 | 70万円〜 |
| デプスインタビュー | 5名/各60分 | 100万円〜 |
| グループインタビュー | 1グループ(4名)/120分 | 40万円〜 |
| ネットリサーチ(アンケート) | 500名 | 25万円〜 |
また、謝礼金額は調査の難易度によって差異があります。インタビュー調査や会場調査の場合は、1名あたり数千円が相場です。なお、謝礼は上記の調査費用に含まれるのが一般的です。
予算内で調査が実施できるか相談したい方は、リサーチトレンドナビの調査会社マッチングで無料相談するのがおすすめです。基本的にメールのみのやりとりで完結し、フォームに希望を送るだけで貴社に合う調査会社を2、3社厳選してご紹介します。
モニター調査で成果を出すために知っておきたいコツ
スクリーニング設計の精度を高める
条件に合わない対象者は適切なスクリーニング設計を行うことで除外でき、信頼性の高いデータを効率的に確保することができます。条件に合わないモニターが混入すると結果の信頼性が下がるだけでなく、不要なサンプルを余分に回収することになり全体の費用にも影響します。
質問設計をシンプルにする
JMRA(一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会 インターネット調査品質委員会)が2020年に発表した「インターネット調査品質ガイドライン」において、設問数が増えることによって、離脱率が増加することが報告されています。設問数が20問程度(回答所要時間が約10~15分)になると、離脱率が10%を越える場合があるため、本調査の回答所要時間は10分以内となるように設計するのがおすすめです。
ただし、調査設計のスキルによっては、より多い設問数でも回答者が負荷なく答えられる仕組みにすることも可能なので、専門知識やスキルを持つ調査会社に依頼することも検討してみてください。
インセンティブを適切に設定する
インセンティブを適切に設定することで、モニターが集まりにくい調査であっても協力率を高める効果があります。特に会場調査やHUTなどは参加者の負荷が高くなるため、インセンティブを用意することが一般的です。適切な謝礼があることは回答意欲を高め、質の高いデータを得ることにもつながります。
適切な調査手法を選択する
AIを活用し効率的に大量のデータを得られるツールも出てくるなど、マーケティングリサーチの手法は時代とともに変化しており、その選択肢は多岐にわたります。分からない方は、手法選びから相談できる調査会社に問い合わせることをおすすめします。
適切な調査会社を選んでほしい方は、リサーチトレンドナビの調査会社マッチングをお試しください。
調査会社を活用する
同じネットリサーチを展開する調査会社であっても、支援領域はさまざまです。課題の整理から一緒に進めることがデフォルトの会社もあれば、モニター調査だけ請け負う会社もあります。自社のリソースや状況に併せて適切な調査会社を選ぶことで、支援を最大限活かせる可能性が高まります。また、調査会社に依頼することで、客観的で信頼性の高い結果を得られるほか、自社で実施した場合に起こりやすい主観的な偏りを避けられるのも利点です。
おすすめの調査会社は、ぜひリサーチトレンドナビの調査会社マッチングから探してみてください(無料)。
モニター調査を依頼するなら?おすすめ調査会社9選
株式会社ネオマーケティング

参照元: 株式会社ネオマーケティング
株式会社ネオマーケティングは、市場調査からコミュニケーション戦略、カスタマーサポートまでワンストップで対応できるマーケティング支援会社です。
国内最大規模のアンケート会員2,889万人を保有しており、希望の調査対象条件に合致するモニターに調査を行える点が強みです。
定性調査・定量調査問わず、ネットリサーチ、デプスインタビュー、グループインタビュー、オンラインインタビュー、ホームユーステスト(HUT)、訪問観察調査など、幅広いリサーチ手法を提供しています。
株式会社日本リサーチセンター

参照元:株式会社日本リサーチセンター
株式会社日本リサーチセンターは、1960年設立の老舗総合調査会社です。長年の経験と実績を活かし、オフラインからオンラインまで多様な調査手法に対応しています。
ネットリサーチ、ホームユーステスト(HUT)、郵送調査、訪問調査、会場調査などの調査を依頼できます。調査企画から集計・分析までを一貫して任せられます。
世界60か国以上の調査機関と連携した海外調査も強みとしており、マーケティングリサーチから世論調査まで幅広い顧客の課題解決が可能です。
株式会社Quest Research

参照元: 株式会社Quest Research
株式会社Quest Researchは、アンケート結果の集計から示唆出しまでワンタッチで分析できるサービス「コミエル」や生成AIが自動で深掘りするオンラインインタビューサービス「qork」など、ネットリサーチに強みを持つ調査会社です。
「生活者の声をもっと身近に」することを目指し、調査スピードを飛躍的に高めて、効果的に生活者の声を企業に届けるサービスを展開しています。オフラインでのデプスインタビュー、グループインタビューにも対応しており、豊富な調査手法に対応している点も特徴です。
マイボイスコム株式会社

参照元:マイボイスコム株式会社
マイボイスコム株式会社は、インターネット調査を中心に高品質なリサーチを提供しているリサーチ会社です。ヒアリング調査、グループインタビュー、会場調査、など、多様なオフライン調査も提供しています。
約120万人の自社モニター「マイボイスパネル」を活用している点、リサーチャーが一貫して調査をサポートしている点などが特徴として挙げられます。マイボイスコム株式会社は、BtoC分野と学術調査に強いリサーチ会社です。
株式会社フォリウム

参照元: 株式会社フォリウム
株式会社フォリウムは、調査の企画から設計、対象者リクルート、実査、レポート作成までをワンストップで依頼できるリサーチ会社です。マーケティングリサーチの専門スタッフ約250人体制で、年間4万件のリサーチ実査実績を誇っています。
さまざまな調査設定における個別の依頼にも対応しており、よりきめこまやかな対応が期待できます。
日本インフォメーション株式会社

参照元: 日本インフォメーション株式会社
日本インフォメーション株式会社は、自社会場を保有し、会場調査に強みを持つ調査会社です。会場調査(CLT)、ホームユーステスト(HUT)、インターネットリサーチ、グループインタビュー、デプスインタビューなど、多種多様なモニター調査に対応しています。
「機縁リクルート網」と「WEBモニター網」を活用した業界最大級の生活者リクルートネットワークを保有しており、難しい条件の対象者への調査も実現可能です。
株式会社クロス・マーケティング

参照元: 株式会社クロス・マーケティング
株式会社クロス・マーケティングは、国内最大規模の1,285万人のアンケートパネルを保有しているリサーチ会社です。
年間調査実績は10,000件以上で、多くの経験と実績から安心して調査を任せられます。経験豊富なリサーチャーが多数在籍しており、マーケティングの課題解決に適切なリサーチ企画を立案してくれます。
楽天インサイト株式会社

参照元: 楽天インサイト株式会社
楽天インサイト株式会社は、約220万人の自社パネルを対象としたオンラインアンケートを提供しているリサーチ会社です。
パネルのアクティブ率が高く、大規模調査やリーチしづらい対象者への調査が行える点が魅力です。大規模な自社パネルやAIを活用したチャットインタビューを実施しているなど、独自の調査方法を持っています。
株式会社インテージ

参照元: 株式会社インテージ
株式会社インテージは、多様なリサーチ手法と豊富な保有データ、最新のデータ活用技術を駆使してサービスを提供しているリサーチ会社です。
マーケティングリサーチ、データ解析・予測、マーケティング支援、マーケティングDXなど、多角的なソリューションを提供しています。業界専門性の高いアナリストによる質の高いリサーチと分析力が魅力です。
モニター調査を依頼する会社を選ぶ際のチェックポイント
調査会社によって、提供しているサービスや料金はさまざまです。納期やコストだけで調査会社を決めてしまうと、求めていた結果が得られないこともあります。複数の調査会社を比較し、検討するのがおすすめです。
モニター調査を調査会社に依頼する際は、下記ポイントを確認しましょう。
- 対応できる調査手法が豊富か
- モニターの質や属性が明確か
- 費用の内訳がわかりやすいか
- 調査設計から分析まで対応可能か
条条件を満たす調査会社を選定することで、調査の質と結果を向上させることが可能です。今回実施したい調査はどの会社が適切か判断が難しい場合は、リサーチトレンドナビの調査会社マッチングで効率的に選定を進めるのがおすすめです。
まとめ|モニター調査をお考えなら調査会社マッチングでご相談ください
モニター調査は、消費者のリアルな声や使用体験を収集するのに有効な手法です。目的に応じて調査手法を選び、企画・実施・分析までを丁寧に行うことで、商品改善や新商品開発、マーケティング戦略に役立ちます。費用や手間、情報管理の注意点も理解し、適切に運用することが成功の鍵となるため、自社に合う会社を効率的に選定したい方は調査会社マッチングをご利用ください。
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リサーチトレンドナビ編集部
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